「洛陽の紙価を高める」(らくようのしかをたかめる)は、著書が非常によく売れて評判になること。
出典は『晋書』左思伝です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | らくようのしかをたかめる |
|---|---|
| 意味 | 著書が非常によく売れて評判になること。 |
| 出典 | 『晋書』左思伝 |
| 類義語 | ベストセラー/好評 |
| 対義語 | 不評 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 豪貴之家競相伝写、洛陽為之紙貴
- 書き下し
- 豪貴の家競ひて相伝写し、洛陽之が為に紙貴し
- 現代語訳
- 有力な家々が競って書き写したので、洛陽の紙の値段が上がった。
由来になった話
左思が「三都賦」を完成させると評判となり、都の人々が争って書き写したため、洛陽の紙が品薄になって値上がりしたと伝えられます。
読解のポイント
印刷がなく書き写していた時代の話です。紙の需要が急増したことが評判の高さを示しています。「洛陽」は当時の都の名です。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 新刊が洛陽の紙価を高めた。
- 洛陽の紙価を高めるほどの評判。
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よくある質問
「洛陽の紙価を高める」の出典は何ですか。
『晋書』左思伝です。左思の「三都賦」の評判に由来します。
なぜ紙が値上がりしたのですか。
印刷がない時代だったため、人々が争って書き写した結果、紙の需要が急増したためです。
「洛陽」とは何ですか。
当時の都の名です。現在の河南省洛陽市にあたります。
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