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藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・論塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

蘭亭序(王羲之・書聖の名文)|書き下し文・現代語訳と解説

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蘭亭序 ―― 王羲之・書聖の名文

会稽山の蘭亭で開かれた宴の序文です。楽しみの後に必ず来る無常を述べており、書としても文章としても名高い作品です。

蘭亭序 の全文と書き下し

項目 働き 例(白文) 読み方
情景 この地には高い山と茂った林、清らかな流れがある 此地有崇山峻嶺、茂林修竹 此の地に崇山峻嶺、茂林修竹有り
曲水に杯を流して詩を作る 引以為流觴曲水 引きて以て流觴の曲水と為す
転換 喜びが尽きれば悲しみが来る 向之所欣、俯仰之間、已為陳迹 向の欣ぶ所、俯仰の間に、已に陳迹と為る
主題 生と死を同一視するのは偽りだ 固知一死生為虚誕 固より知る、死生を一にするは虚誕たるを

句ごとの解説

例文はすべてこのページ用に作成したものです。

情景

意味
この地には高い山と茂った林、清らかな流れがある
此地有崇山峻嶺、茂林修竹此の地に崇山峻嶺、茂林修竹有り
ポイント
四字句を重ねて景を作る。

意味
曲水に杯を流して詩を作る
引以為流觴曲水引きて以て流觴の曲水と為す
ポイント
「以A為B」の形。

転換

意味
喜びが尽きれば悲しみが来る
向之所欣、俯仰之間、已為陳迹向の欣ぶ所、俯仰の間に、已に陳迹と為る
ポイント
「俯仰の間」はわずかな時間。

主題

意味
生と死を同一視するのは偽りだ
固知一死生為虚誕固より知る、死生を一にするは虚誕たるを
ポイント
荘子の生死斉一観を否定している。

押韻・対句と読解の要点

「以A為B」 「引以為流觴曲水」で「引いて曲水とする」。頻出の構文。
荘子への反論 「一死生」は荘子の生死を同一視する考え。王羲之はこれを虚誕(でたらめ)だとする。
「序」という文体 詩文集の前に置いていきさつと趣旨を述べる文体。

入試ではどう問われるか

「一死生為虚誕」が何を否定しているかが問われます。荘子の「生死を同一視する」考えを否定している点を答えます。また「以A為B」の構文も定番です。

本ページは作品解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。

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よくある質問

「蘭亭序」の作者は誰ですか。

東晋の王羲之です。書聖と称されます。

「一死生」とは何ですか。

生と死を同一視する考えで、荘子の思想を指します。

王羲之はそれをどう評価していますか。

「虚誕(でたらめ)」だとして否定しています。

書き下し文の答案を見てもらえます

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