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藤原 進之介

株式会社数強塾 代表取締役。数強塾グループ(日本数学塾・日本英語塾・論塾・英論会)創設者。現役時代に数学で挫折し浪人を経て「なぜそうなるか」を徹底追求する指導哲学を確立。一生の役に立つ勉強を全国にオンライン展開。

江雪(柳宗元・五言絶句)|書き下し文・現代語訳と解説

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江雪 ―― 柳宗元・五言絶句

柳宗元の五言絶句。鳥も人も消えた極寒の風景の中に、ただ一人釣りをする老人だけを置いた作品です。各句の頭字をつなぐと「千万孤独」になるとも言われ、孤高の境地を描いた詩として読まれます。

江雪 の全文と書き下し

項目 働き 例(白文) 読み方
起句 多くの山に鳥の飛ぶ姿が絶えた 千山鳥飛絶 千山鳥飛ぶこと絶え
承句 すべての小道から人の足跡が消えた 万径人蹤滅 万径人蹤滅す
転句 一艘の小舟に蓑と笠の老人 孤舟蓑笠翁 孤舟蓑笠の翁
結句 ひとり寒い川の雪の中で釣りをする 独釣寒江雪 独り釣る寒江の雪

句ごとの解説

例文はすべてこのページ用に作成したものです。

起句

意味
多くの山に鳥の飛ぶ姿が絶えた
千山鳥飛絶千山鳥飛ぶこと絶え
ポイント
「千山」は多くの山。数の誇張で広大さを示す。

承句

意味
すべての小道から人の足跡が消えた
万径人蹤滅万径人蹤滅す
ポイント
「蹤」は足あと。起句と対になる。

転句

意味
一艘の小舟に蓑と笠の老人
孤舟蓑笠翁孤舟蓑笠の翁
ポイント
広大な無人の風景から、一点へ焦点が絞られる。

結句

意味
ひとり寒い川の雪の中で釣りをする
独釣寒江雪独り釣る寒江の雪
ポイント
「独」が主題。孤独だが動じない姿。

押韻・対句と読解の要点

押韻 絶・滅・雪が韻を踏む(入声)。
対句 起句「千山鳥飛絶」と承句「万径人蹤滅」が対句。「千/万」「山/径」「鳥/人」が対応する。
構図 広→狭の構図。無人の広大な風景から、小舟の老人一人へ視点が絞られていく。

入試ではどう問われるか

起句と承句の対句、および「広→狭」の構図が問われます。また「独」の一字が詩全体の主題を担っている点も定番の設問です。

本ページは作品解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。

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よくある質問

「江雪」の作者と形式は。

柳宗元の五言絶句です。

対句はどこですか。

起句と承句です。「千/万」「山/径」「鳥/人」が対応しています。

どんな構図の詩ですか。

広大な無人の風景から小舟の老人一人へと絞られる、広から狭への構図です。

書き下し文の答案を見てもらえます

漢文は、意味が取れていても送り仮名と返り点で減点されます。プロ講師が一対一で赤を入れ、書き直しまで指導します。

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