「学は及ばざるが如くす」(がくはおよばざるがごとくす)は、学問は、追いつけないと思うくらいの気持ちで励むべきだということ。
出典は『論語』泰伯です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | がくはおよばざるがごとくす |
|---|---|
| 意味 | 学問は、追いつけないと思うくらいの気持ちで励むべきだということ。 |
| 出典 | 『論語』泰伯 |
| 類義語 | 向学心/謙虚 |
| 対義語 | 慢心 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 学如不及、猶恐失之
- 書き下し
- 学は及ばざるが如くし、猶ほ之を失はんことを恐る
- 現代語訳
- 学問は追いつけないかのように励み、それでもなお取り逃がすことを恐れる。
由来になった話
孔子の言葉です。常に足りないと感じながら学び、身につけたものすら失うことを恐れるほどの姿勢を説いています。
読解のポイント
「如くす」は「〜のようにする」で、「猶ほ〜を恐る」の「猶」は再読文字ではなく副詞(それでもなお)です。ここを再読文字と誤ると訳が崩れます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 学は及ばざるが如くす、慢心しない。
- 常に足りないと思って学ぶ。
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よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
『論語』泰伯篇です。
「猶」は再読文字ですか。
ここでは副詞で「それでもなお」の意味です。比況の再読文字ではありません。
どんな姿勢を説いていますか。
常に足りないと感じながら学び、得たものを失うことも恐れるほどの真剣さです。
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