「柔よく剛を制す」(じゅうよくごうをせいす)は、柔らかいものが、かえって硬く強いものに勝つということ。
出典は『三略』ほか(老子の思想と通じる)です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | じゅうよくごうをせいす |
|---|---|
| 意味 | 柔らかいものが、かえって硬く強いものに勝つということ。 |
| 出典 | 『三略』ほか(老子の思想と通じる) |
| 類義語 | 柔弱謙下/以柔克剛 |
| 対義語 | 力押し |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 柔能制剛、弱能制強
- 書き下し
- 柔よく剛を制し、弱よく強を制す
- 現代語訳
- 柔らかいものが硬いものを制し、弱いものが強いものを制する。
由来になった話
兵法書『三略』に見える言葉です。『老子』にも「天下の至柔は天下の至堅を馳騁す」という近い趣旨の表現があり、道家の思想と通じています。
読解のポイント
対句になっています。「柔/弱」「剛/強」が対応。「よく」は「能く(〜できる)」で、「良く」ではありません。書き取りで問われます。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 柔よく剛を制す、力任せでは勝てない。
- 柔らかさが強さに勝る。
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よくある質問
この言葉の出典は何ですか。
兵法書『三略』などに見えます。老子の思想とも通じています。
「よく」はどう書きますか。
「能く」です。「〜できる」という意味で、「良く」ではありません。
対句になっていますか。
「柔/弱」「剛/強」が対応する対句です。
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