「大器晩成(老子)」(たいきばんせい)は、大きな器は完成が遅い。大人物は大成するのに時間がかかるということ。
出典は『老子』第四十一章です。以下で、原文・書き下し文・現代語訳と、由来になった話を整理します。
意味と出典
| 読み | たいきばんせい |
|---|---|
| 意味 | 大きな器は完成が遅い。大人物は大成するのに時間がかかるということ。 |
| 出典 | 『老子』第四十一章 |
| 類義語 | 遅咲き/大成 |
| 対義語 | 早熟 |
原文・書き下し文・現代語訳
- 原文
- 大方無隅、大器晩成
- 書き下し
- 大方は隅無く、大器は晩成す
- 現代語訳
- 大きな四角形には角がなく、大きな器は完成が遅い。
由来になった話
『老子』では「大方無隅」「大音希声」「大象無形」と並べられ、本当に大きなものは常識的な形を超えるという文脈で語られます。現代の「遅咲き」の意味とはやや異なる由来です。
読解のポイント
本来は「大きすぎて完成が見えない」という逆説の文脈です。対句として「大方無隅」「大音希声」「大象無形」が並び、いずれも極限は常識を超えるという主張になっています。
本ページは故事成語の解説です。特定の大学・年度の出題内容については扱っていません。
使い方の例
- 大器晩成を信じて続ける。
- 遅咲きの人物。
関連ページ
- 「矛盾」の意味と出典
- 「四面楚歌」の意味と出典
- 「臥薪嘗胆」の意味と出典
- 「蛇足」の意味と出典
- 「漁夫の利」の意味と出典
- 故事成語 一覧(総合案内)
- 漢文の助字・虚詞 一覧
- 国語ドリル全52枚(無料・登録不要)
よくある質問
「大器晩成」の出典は何ですか。
『老子』第四十一章です。
本来の文脈は何ですか。
「大方無隅」「大音希声」と並べられ、極限のものは常識的な形を超えるという逆説の文脈です。
「遅咲き」という意味で使ってよいですか。
現代ではその意味で定着していますが、本来の文脈はやや異なります。
漢文の答案を見てもらえます
故事成語は意味を覚えるだけでは、記述で使えません。プロ講師が一対一で、書き下し文と現代語訳に赤を入れて指導します。
💬 数強塾グループ 公式LINEに登録しよう
情報I・数学・英語・国語に関する有益な情報発信や無料授業の告知をLINEで行っています。英検合格保証の英論会もこちら👇
プレゼント付き公式LINEを友だち追加